ヤクザ資金からイラン、北朝鮮まで

執筆者:フォーサイト編集部2012年3月15日

 本日の更新記事は、春名幹男さんの「インテリジェンス・ナウ 米財務省インテリジェンスが追う金融情報」です。山口組と同組幹部を経済制裁の対象にした米財務省。実は財務省には「テロ・金融情報局」があり、その傘下の「情報分析部」は、全部で17ある米政府インテリジェンス・コミュニティの重要な一角をなします。米インテリジェンス機関の守備範囲は、北朝鮮、イランからヤクザ資金、オリンパスまで多岐にわたります。

 「専門家の部屋」では、「インテリジェンス」に「サイバー『攻撃』を承認していた米議会」(春名幹男さん)の新エントリ。米国では中国のサイバー攻撃能力に対する警戒感が高まっていますが、自らのサイバー攻撃能力を強化し生かす準備を着々と進めています。

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