揺れるバチカン、「専門家の部屋」5本

執筆者:フォーサイト編集部2012年3月26日

 本日の更新記事は、秦野るり子さんの「前代未聞の機密漏洩に揺れるバチカン」です。現在はメキシコを訪れているローマ法王・ベネディクト16世。足元では前代未聞の機密漏洩が相次いでいます。

 「専門家の部屋」では、5本の新エントリ。

 「唐か梁か――2日後に迫る香港行政長官選挙」(東南アジア、樋泉克夫さん):昨日行なわれた選挙では、結局、梁振英が勝利しました。朝日、読売両紙とも、中国の「露骨な介入」と報じています。これまでの経緯については、「曽蔭権スキャンダルに揺れる香港――行政長官選挙は北京の代理戦争か」(2012年3月7日)、「『両岸三地』の今後を占う香港行政長官選挙」(2011年11月15日)をご参照ください。

 「マリのクーデターの衝撃」(アフリカ、白戸圭一さん):リビア内戦を契機に、高性能の武器がマリに流入。アフリカで民主主義が機能する数少ない国・マリで起こった軍事クーデターの背景は……。

 「米国が対エジプト軍事援助を再開」(中東、池内恵さん):米国政府は昨年暮れから一時凍結していたエジプトへの軍事・経済援助の再開を決めました。結局「相互依存」に落ち着いた両国それぞれの思惑とは。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。