核・ミサイル技術の秘密ネットワーク、「専門家の部屋」3本

執筆者:フォーサイト編集部2012年4月17日

 本日更新の記事は、春名幹男さんの「インテリジェンス・ナウ 核・ミサイル技術の秘密ネットワークで起きていた殺人事件」です。北朝鮮製のミサイルは、パキスタンやイランにも輸出されています。今回の発射実験失敗で、外貨稼ぎの貴重な手段であった北朝鮮製ミサイルの信頼性には傷が付きましたが、パキスタンがミサイルとのバーターで北朝鮮に供与したのがウラン濃縮技術。両国のこの取引の裏で、北朝鮮側関係者が殺害されていました。

 「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。

 「ロムニー『確定申告延長』への風当たり」(アメリカ、足立正彦さん):オバマ氏が確定申告書を公表したのに対して、ロムニー氏は申告を延長申請。「金持ちのくせに税金を少ししか払っていないロムニー」に対する批判が強まりそうです。

 「仏大統領選展望・国民戦線の不気味な足音」(ヨーロッパ、国末憲人さん):週末に迫ったフランス大統領選。あまり目立っていなかった右翼・国民戦線ですが、若者を対象とした調査では、ルペン党首がトップに立ちました。

 「メディアで働く私が恐れること」(アフリカ、白戸圭一さん):北朝鮮関連一色になった、G8外相会合。日本のメディアは、現場で起こった「実像」を伝えていたのでしょうか。

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