古代における裁き

執筆者:フォーサイト編集部2012年5月8日

 本日の更新記事は、関裕二さんの「国際人のための日本古代史(26)古来、人はどう裁かれてきたか」です。熱湯に手を入れて有罪、無罪を決する「盟神探湯」は、日本書記に3回記録されています。何と野蛮なシステムかとも思われますが、では現在の司法制度は完璧なのか。人間社会にとって、裁きの公正さは永遠の課題です。

 「専門家の部屋」では、「アメリカ」に「2004年大統領選との相似――『接戦州』3州が焦点に」の新エントリ。アメリカ大統領選は、「十分な信任を受けていない現職」と「魅力に欠ける挑戦者」の争い。いずれも地滑り的な勝利は望めず、オハイオ、ペンシルベニア、フロリダの「スイング・ステート」での勝敗が雌雄を決するとみられます。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。