サムスンに何が起こっているか

執筆者:フォーサイト編集部2012年7月3日

 本日の更新記事は、平井久志さんの「『異例人事』『泥沼訴訟』サムスンに何が起こっているか」です。朝鮮日報は「国民への礼節を失ったサムスン家一族」という社説を掲載。大富豪のサムスン一家の遺産相続をめぐる泥仕合に「これが韓国を代表するグローバル企業のトップたちなのか」と韓国国民もあきれ果てています。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「パラグアイの政変――米州関係の変化を照らす各国の対応」(中南米、遅野井茂雄さん):パラグアイの大統領が議会上院の弾劾であっという間に解任されました。メルコスル諸国がパラグアイを加盟停止処分にするなど、同国孤立の様相です。

 「オバマ陣営が重視する『16の接戦州』での戦略」(アメリカ、足立正彦さん):16州のうち、オバマ有利が5州、ロムニー有利が3州、残る8州が互角。オバマ陣営は4年前を上回る草の根ネットワークの構築を目指します。

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