北朝鮮の経済改革

執筆者:フォーサイト編集部2012年10月11日

 本日の更新記事は、平井久志さんの「『経済改革』を前に身震いする金正恩後継体制(上)『金慶喜』の健康不安」です。北朝鮮の経済改革は、10月1日スタートとはなりませんでしたが、準備は着々と進んでいます。一方、9月末の最高人民会議では、1990年代から荒廃が進んだ教育現場の立て直しを決定。また、後継体制の要・金慶喜氏の健康問題が浮上してきました。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「ロシアに最高意思決定機関『政治局』が誕生」(ロシア、名越健郎さん):メドベージェフとのタンデム体制は終わりを告げ、競い合う派閥間の調停役をプーチンが務める構造になったロシアの新指導体制。

 「『暴動』が急増する南アフリカ」(アフリカ、白戸圭一さん):南アフリカのPublic Violence(暴動)とは、民主化後にコミュニティの要職に就いた黒人エリート層に対する黒人大衆の不信の到達点のようです。

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