日立の原発ビジネス

執筆者:2012年11月9日

 米大統領選の結果を受け、昨日午後、足立正彦さんの「オバマ再選――米共和党の深き悩み」をアップロードしました。失業率7.9%という雇用情勢にもかかわらず再選を果たしたオバマ大統領。背景には、米国民の共和党に対する不信感があります。

 本日の更新記事は、杜耕次さんの「英社買収『原発ビジネス』にのめり込む『日立』の悪癖」です。英国の原発事業会社・ホライズン社を850億円で買収すると発表した日立製作所。中国勢も手を引いた案件だけにリスクも囁かれます。「選択と集中」が進まない、同社の悪癖が鎌首をもたげてきたようにも見えます。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「着々と進むミャンマー・中国間のパイプライン建設」(東南アジア、樋泉克夫さん):最近は海洋覇権が注目を集める中国ですが、陸路による“熱帯への進軍”も着実に進んでいます。

 「ロシア国防相解任で政権基盤に陰り」(ロシア、名越健郎さん):政権が盤石なら、起こりえなかったであろう国防相解任。この機に、メドベージェフ首相が勢いを取り戻す可能性もあります。

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