カンタベリー大主教交代へ

執筆者:フォーサイト編集部2012年11月26日

 韓国では来月行なわれる大統領選を前に、野党・無所属の統一候補が決定。しかし、先週の「朝鮮半島の部屋」のエントリ「安哲秀の焦り――『韓国大統領選』難航する候補一本化」で平井久志さんが危惧したとおり、「『美しく』『感動的な』一本化」とはなりませんでした。安哲秀氏の支持票が統一候補となった文在寅氏にすんなり流れるとは限りません。

 また、11月8日にチェコの大統領選についてお伝えしましたが(佐藤伸行さん「『日系人オカムラ』がチェコ大統領になる可能性」)、チェコ内務省は、届け出の際に提出した有権者の署名の一部を無効とし、出馬表明をしていたオカムラ氏を含む3人を失格と判断しました。このまま出馬断念となってしまうのか。続報をお待ちください。

 本日の更新記事は、秦野るり子さんの「大主教交代へ『英国国教会』が悩む『女性聖職者』『同性婚』」です。英国国教会(聖公会)の頂点に立ち全世界に8000万人の信者を誇る全聖公会(アングリカン・コミュニオン)は、次期カンタベリー大主教に、石油業界で活躍した異例の経歴を持つジャスティン・ウェルビィ師を任命。長年の懸案解決を目指します。

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