南シナ海の中国

執筆者:フォーサイト編集部2012年11月28日

 来月16日の衆院選を前に、嘉田由紀子・滋賀県知事が立ち上げた「日本未来の党」に、小沢一郎氏率いる「国民の生活が第一」が合流。一方、日本維新の会とみんなの党の合流話は破談。選挙前の政党の離合集散は、これで打ち止めでしょうか。明日、明後日は政治関連の記事をお届けする予定です。

 本日の更新記事は、「中国の領土問題」の第4回、深沢淳一さんの「【ASEAN】米露を巻き込み『南シナ海死守』を狙うベトナムとフィリピン」です。米国が主導するTPP交渉にすでに参加し、ロシアとのFTA交渉の早期開始にも合意したベトナム。親中派だったアロヨ前大統領から親米派のアキノ大統領に交代したのを機に、相互防衛条約を結んでいる米国とのさらなる関係強化に動くフィリピン。息を抜けない「中国との戦い」が続きます。

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