2013年の民主主義、「しあわせ中国」

執筆者:フォーサイト編集部2013年1月4日

新年明けましておめでとうございます。

東京株式市場、日経平均の午前の終値は、昨年末より270円92銭高い1万666円10銭。アメリカの「財政の崖」回避を好感したようです。

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年明け1月1日と3日は、宇野重規さんと渡辺靖さんの対談「2013年の民主主義」をお届けしました。年末の総選挙の結果を踏まえ、民主主義、政党、そして政党以外の政治的行動について語り合っていただきました。

本日の更新記事は、野嶋剛さんの「中国人の強国意識をえぐる問題作『しあわせ中国』」です。2009年に香港で出版されたにもかかわらず、いまだに大陸では「禁書扱い」で世に出回っていない陳冠中氏著『盛世中国・2013年』。このほど、邦訳『しあわせ中国-盛世2013年-』が出版されたのに合わせ、野嶋さんが著者の陳さんにインタビュー。「強国になった」中国人の意識、今後の中国の課題について聞きました。

年末年始に更新された専門家の部屋エントリは2本。

一石三鳥狙うインド『補助金直接払い』制度がスタート」(インド、山田剛さん):6億人の貧困層に5兆円を直接給付する「補助金直接払い制度」。その意義と不確定要素とは。

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