三菱重工「予想外の新社長」

執筆者:フォーサイト編集部2013年2月12日

 連休中の2月10日に、白戸圭一さんによるニューヨーク州立大学ビンガムトン校のリカルド・レネ・ラレモント教授へのインタビュー記事「強硬策は不可避だった『アルジェリア政府の論理』〈ラレモント教授に聞く〉」をアップロードしました。ラレモント教授は、2011年夏のカダフィ体制崩壊時点で北・西アフリカ一帯におけるイスラム過激派の活発化を的確に予測していた専門家で、米下院の公聴会などでも、今回のアルジェリア事件のようなテロ攻撃の発生に警鐘を発してきました。アルジェリア内政の不安定化につながる今回の事件において、アルジェリア政府が譲歩することはあり得ませんでした。

本日の更新記事は、杜耕次さんの「『予想外の新社長』は『アナクロ・三菱重工』を救えるか」です。日立製作所との火力発電事業統合への評価は長続きせず、米ボーイングの新型旅客機「787」のトラブルは、小型旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」事業の支障となる可能性も。大方の予想を裏切って誕生した次期社長は、三菱重工を救えるのでしょうか。

「専門家の部屋」では、「インド」に「インド携帯電話市場に異変?~加入者数、半年で7000万件減少」の新エントリ。一時は9億3000万件を超えていたインドの携帯電話累計加入者数が、昨年7月初めて減少に転じ、年末までの半年間でさらに7000万件減。何でそんなことに?

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