「日本原電」の危機

執筆者:フォーサイト編集部2013年4月30日

本日の更新記事は、杜耕次さんの「『日本原電』危機は『電力業界崩壊』の序曲」です。敦賀と東海村に、合わせて3つの原発を持つ卸電力会社・日本原電。しかし、3基の原発は再稼働のメドが立たず、廃炉が不可避の情勢。「破綻」が迫る中、「業界のドン」も沈没寸前の船から逃げ出しました。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

アフリカに接近するイランの狙い」(アフリカ、白戸圭一さん):アフリカへの接近と言えば中国が思い浮かびますが、要人の往来という点から見ると、イランは中国を凌ぎます。狙いはウランか、国際会議での支持取り付けか。

『移民法改正』にブレーキをかけた『ボストン・テロ』の衝撃」(アメリカ、足立正彦さん):銃規制法案が葬り去られた今、移民法改正はオバマ政権にとって、政策上の果実となるはずでした。しかしボストンで起きたテロにより、改正の動きに暗雲が。

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