中南米の安定、マイク・ホンダ

執筆者:フォーサイト編集部2013年9月17日

先週末、藤沢数希さんの大好評連載「結婚と離婚の経済学」の第3回「コンピ地獄」をアップロードしました。「コンピ」とは、婚姻費用のこと。離婚に際し、これが膨らむことで、事態は悲惨さを増します。一体なぜでしょうか?

本日の更新記事は、田中直毅さんの「経済の頭で考えたこと(61)『中南米の安定』が『米の世界戦略』に与える影響」です。米国の世界戦略に大きな影響を与えているのは、イラク、アフガニスタンへの介入の失敗とシェール・ガス革命、というのが定説。田中さんは、これに加えて、「裏庭」である「中南米の安定」が、米の世界戦略変更を後押ししていると指摘します。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

あの『マイク・ホンダ』議員に挑む『シリコンバレー』の代理人」(アメリカ、足立正彦さん):従軍慰安婦問題など、日本叩きで有名なあのマイク・ホンダ下院議員、来年の中間選挙に向け党内から強力なライバルが出現です。

『アラブ連合軍』構想でサウジが米国を牽制」(中東、池内恵さん):これまでも刺激的な論説で、米政府の判断に影響を与えようとしてきた、サウジアラビアの謎の論客、ナワーフ・オバイド。今回もまた、シリア介入になかなか踏み切ろうとしない米国を牽制しています。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。