東電新会長に求められる「気骨」、「専門家の部屋」2本

執筆者:フォーサイト編集部2014年1月14日

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まず週末の11日(土)に、藤沢数希さんの好評連載「結婚と離婚の経済学」第19回「『DNA親子鑑定』に見る『科学』と『法律』のタイムラグ」をアップロード。赤松民俗学によると、江戸時代には、自分の子供の顔がお向かいのオヤジの顔つきに似ているということはよくあったということです。

また12日(日)には、高村悟さんの「中国の『月面探査』は『無謀な軍拡』か」をアップロード。かつて名コラムニスト山本夏彦氏は「何用あって月に行く」と世相を看破しましたが、中国の場合、その狙いは明白であり、日本にとっても脅威です。

本日の更新記事は、杜耕次さんの「東電・数土新会長に求められる『桜田武』の気骨」です。かつて経団連会長が”財界総理”と一目置かれていた時代、桜田武という気骨ある財界人がいました。折しも東京電力の新会長が決まりましたが、いまこそ往時の気概が求められています。

「専門家の部屋」では2本の新エントリ。

まず「アメリカ」では、「尖閣問題をめぐる米国の誤解(下)尖閣国有化と米国の対応」(武内宏樹さん):クリストフ氏は尖閣国有化に「米中が強く反対」と書いていますが、米国が反対した理由は中国とは別で、しかも後に受け入れています。

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