【水】ISIS、米下院共和党、クルド独立

執筆者:フォーサイト編集部2014年6月25日

本日の更新記事は、春名幹男さんの「インテリジェンス・ナウ 年次報告書を発表する新型テロ組織――イラクの破綻国家化で対米攻撃の危機も」です。イラクの波乱要因となっているISISは、「成果」を年次報告書で発表する新型過激派。米国は地上部隊を投入する予定もなく、バグダッドの大使館を守るのに精一杯で、戦況の好転は期待できそうにありません。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

保守派が『ナンバー3』になった米下院共和党の不安定さ」(アメリカ、足立正彦さん):ナンバー2の院内総務が茶会党候補に敗れた影響で、指導部が入れ替わることになった米下院共和党。保守派がナンバー3の院内幹事に就くことの影響は。

「『クルド独立』を口にしたバルザーニー大統領」(中東、池内恵さん):クルディスターン地域政府のバルザーニー大統領が、CNNのインタビューに答えて独立の意志を明言。悲願のクルド人国家が遂に実現するのでしょうか。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。