【月】原発という「足枷」、専門家2本

執筆者:フォーサイト編集部2014年6月30日

先週末、【ブックハンティング】「『20世紀最後の巨星』マンデラの遺言」(白戸圭一さん)をアップロードしました。昨年12月に95歳で亡くなった南アフリカの元大統領、ネルソン・マンデラ。選び出された300の言葉の深さと重さ。無料公開中です。

本日の更新記事は、杜耕次さんの「原発という『足枷』で追いつめられる『東芝』『三菱重工』『日立』」です。世界の主要重電メーカーは、すでに採算が悪化している原発事業に見切りをつけ、「選択と集中」の観点から戦略をシフトしています。対する日本メーカーには重い足枷があるようで……。

「専門家の部屋」では、「アメリカ」と「中東」にそれぞれ新エントリ。

まず「アメリカ」では、「ダルビッシュのいるダラス:『レンジャース』で考えるテキサスと米国」(武内宏樹さん):今世紀に入ってから、全米で断トツ1位の雇用増を誇るテキサス州。ダルビッシュに大枚をはたけたのにも確固たる理由があります。

そして「中東」では、「ISISの『カリフ制』国家は短い夢に終わるか」(池内恵さん):指導者のアブー・バクル・バグダーディーが世界のムスリムのカリフとなる、と宣言したISISですが、これが勢力減退のきっかけになるかもしれません。

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