【月】「フランス的例外」、専門家4本

執筆者:フォーサイト編集部2014年8月18日

本日の更新記事は、国末憲人さんの「『揚陸艦』を対ロ輸出:『フランス的例外』という精神構造」です。せっかく対ロ制裁でまとまっていた欧米諸国の足並みが、フランスの手前勝手な論理で乱れそう。「フランス的例外」とはまさに言いえて妙。が、うかうかしていると日本も影響を被りそうです。

「専門家の部屋」では、「ロシア」「アメリカ」「東南アジア」「インド」にそれぞれ新エントリ。

まず「ロシア」では「マレーシア機撃墜に『サハリン』の亡霊――調査団が近く報告書」(名越健郎さん):マレーシア機を撃墜した親露派ユニットのメンバーの半数は、サハリンから来たという情報。近く公表される報告書で、事件の全貌は明らかになるのでしょうか。

次に「アメリカ」では「『大統領候補ヒラリー』の最重要課題は『オバマ氏との距離感』」(足立正彦さん):民主党の次期大統領候補として圧倒的な人気を誇るヒラリー・クリントンだが、これからレイムダック化必至のオバマとの距離感の取り方が難しい。こちらは無料公開中です。

そして「東南アジアの部屋」では「東南アジアの地殻変動(上)『タイ』『中国』を結ぶ3人のキーパーソン」(樋泉克夫さん):とりあえず発足したタイの暫定議会を欧米諸国はまったく承認しないなか、いち早く中国は承認しました。今後のタイ、中国関係を考えるうえで重要な役割を果たすであろう3人のキーパーソンとは?

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