【火】インド、徳岡さん、チベット、遊民

執筆者:フォーサイト編集部2016年1月12日

先週末から連休にかけ、下記の記事3本をアップロードしました。

「遊民経済学」への招待(21)企業家精神を求めてゲーム産業を考える(吉崎達彦さん):55歳の若さで亡くなった任天堂の岩田聡社長が「おなかいっぱいの王様に料理を作っている」と評したゲーム業界。日本企業は市場を奪われている現状ですが、さて、ここからの反撃をどうするか。

【ブックハンティング】チベット問題を「国内問題」に矮小化する習近平の「新方針」(樋泉克夫さん):中国政府系最大のシンクタンク認定の研究書である本書からは、ダライ・ラマ14世を独立運動指導者ではなく単なる「華僑」「中国公民」と見なす中国政府の「思惑」が読み取れます。

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか?「児島惟謙」がいなかった国(徳岡孝夫さん):明治24(1891)年の「大津事件」の際、大審院長・児島惟謙は罪刑法定主義の立場を守って揺るがず、津田巡査は殺人未遂で無期徒刑になったが死刑は免れた。全国民熱狂の中で毅然として「法」を貫いた児島を、後の日本人は「護法の神様」と呼んで敬した。

 

そして今朝は、「専門家の部屋」の「インド」に「中国メーカーの後押しでインド『スマホ市場』が急成長」(緒方麻也さん)の新エントリ。インドのスマホ市場がかつてないほどの盛況、急成長ぶりを見せています。背景にあるのは、昨年から相次いでいる中国メーカーなどの現地生産でした。

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