2日目には120位から一気に20位まで浮上したが、最終的には16位タイだった(AT&Tバイロン・ネルソン、筆者撮影=以下同)

 

 先週の米PGAツアーの大会「AT&Tバイロン・ネルソン」は、今年から新しいコースで開催された。そして、24日(木)から開幕する今週の大会は、開催コースは従来通りの「コロニアルCC」(テキサス州)だが、今年は突然、大会名が「フォートワース招待」と改められた。

 今年8月に開催される世界選手権シリーズの「WGC-ブリヂストン招待」は、松山英樹が2連覇をかけて臨む予定だが、同大会は今年を最後にタイトル・スポンサーも戦いの舞台も変わり、2019年からは新生大会になることが決まった。

 そんなふうに、次々にさまざまな「NEW」が飛び出す米PGAツアー。その現象は果たして何を意味しているのだろうか。

新しい活力

「AT&Tバイロン・ネルソン」は、2002年に丸山茂樹が優勝した当時は「バイロン・ネルソン選手権」と呼ばれていた。開催コースは1983年から昨年までの30年超、ずっと変わらずテキサス州ダラスの「TPCフォーシーズンズ・リゾート」だった。

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