ゆっくり生きるために
2010年11月8日
本日の更新記事は、大野ゆり子さんの連載「行き先のない旅(86)『ゆっくり生きる』ための試み」。欧州に浸透する「ゆっくり生きる」ための様々な試みをお伝えします。前回の記事では、フランス中で年金改革に反対する大規模なストライキが続く中、ご主人の大野和士さんが首席指揮者を務める国立リヨン歌劇場のオペラ公演の心配をされていましたが、やはり不安は的中。抗議デモに若者たちが呼応し、リヨンでも高級ブティックが並ぶ目抜き通りで商店の打ちこわし、放火が起き、警察はそれに催涙弾で応酬するという暴動になったそうです。予定していた7回の公演は、うち3つが日程の変更を余儀なくされたとのことでした。
「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。
「食料インフレ~インド政治の鬼門」(インド):インドの食料、流通、インフレの関係。
「『公共サービス改革』: 『調達改革』はよいが『官業の民間開放』はどうなるのか?」(行政ウォッチング):「本来は民間でもできるはず」の事業を、「官」が独占している理由。
「TPPと『基本方針』:農業改革はどう動くのか?」(行政ウォッチング):TPP参加に不可欠なはずの農業改革に関する議論も、役所のタイムスケジュールに乗って動いているだけ。
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