米国の複数の軍関係研究機関が、遺伝子操作を加えた微生物兵器の開発を提案している。アスファルトやセメント、塗料、オイルなどの物質を蝕み、ボロボロにして破壊する微生物で、実戦では、滑走路や建造物、戦車や航空機を攻撃対象にすることができる。 研究開発を提言した文書には、「事実上、技術的な限界は存在しない。想定しうるいかなる素材であろうと破壊できる『生物触媒』の開発が可能」と記されている。 この開発計画は極秘に提案されたが、計画に反対する内部関係者がリークしたことによって明るみに出た。情報がリークされた先は、ドイツのハンブルクを中心に活動し、世界中の新兵器開発をウォッチしている「サンシャイン・プロジェクト」と称する団体だ。

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