異端妄説
異端妄説 最後に言いたかったこと
「異端妄説」とは福澤諭吉の言葉をちょいと無断借用した。もう始めてどのぐらいになるかわからぬが、今回を最終回とすることにした。本誌の編集長も代わり、編集方針も斬新なものになるだろうから、その邪魔にならぬ…
異端妄説 「シューカツ」の愚
この時期、実にいやな言葉がはびこる。「シューカツ」。すなわち「就活」、そう、就職活動である。上から下まで黒ずくめのスーツ姿、男は臙脂のネクタイ、女は白のブラウス。一世代も前のようないでたちは、いわゆ…
異端妄説 「政治とカネ」めぐる逆説
なぜ政治家はカネに汚いのか、とよく聞かれる。政治家の水準は国民の水準の反映というから、この国はみんなカネに汚いのだということかもしれませんね、などといって逃げるが、実のところは、政治はかなりカネに汚…
異端妄説 百年に一人の“偉大”な国家リーダー
この人物の発言を注意深く追ってみると、「ブレ」などではないということがよくわかってくる。ブレというのはAからBへ発言内容が変わったりすることを指すが、この人物にはブレと非難されるほどの確固たる考えな…
異端妄説 危機が思い出させてくれたもの
百年に一度の危機だ、いやそれ以上かもしれない、と大騒ぎである。百年というなら戦争で負けたときのほうがよほどの危機だったと思うが、少しばかり貧乏になるからといって、大騒ぎしてどうなるのか。頭を冷やして…
異端妄説 総理に3級漢字検定義務付けを
内閣総理大臣が漢字を知らないということは、笑いごとで済むような話ではない。この国の日本語能力の低下の象徴であるとともに、国家指導者の人材がいかに不足しているかを如実に物語っている。「頻繁」を「はんざ…
異端妄説 麻生太郎は強運?
麻生太郎は運の強い政治家かもしれない。首相就任直後から解散・総選挙の機会をうかがっていたが、ついに決断の時機を逸してしまった宰相。世の中の大半はそう見ているだろうが、何が幸いするかわからぬのが政治の…
異端妄説 「獲らぬ狸」民主党への苦言
麻生太郎対小沢一郎。どちらに勝ってほしいかと尋ねると小沢、あるいは民主党と答える人が多くなった。「一度、民主党にやらせてみるのがいい」と大企業のトップがそう口にしてもさほど珍しいことではなくなった。…
異端妄説 「首相」を長持ちさせるコツ
福田康夫首相の退陣表明記者会見をテレビで見ていたら、最後にこういう質問が出た。「首相の会見は他人事のようだといわれてきたが、今日もそういう印象を受けた」。それに対して首相は少しばかりキッとなって「私…
異端妄説 改造の意味は「福田・麻生連立政権」
麻生太郎は身体を乗り出すようにして福田康夫の顔をのぞきこんだ。「ところで、ナカガワ・シュウチョクはどうするんです?」「………」「はずすんですか?」「そ、そんな。ずいぶんストレートな言い方ですな」 八…
異端妄説 北朝鮮が嘲笑しているぞ
知り合いのアメリカ人にこんな質問をしてみた。「もし米国の西海岸あたりで北朝鮮によってアメリカ人が数十人拉致され、何十年も帰ってこなかったら、アメリカはどうする?」。「そんなの答えは決まっているよ。武…
異端妄説 オバマ候補は「黒人」なのか
バラク・フセイン・オバマ・ジュニアとは一体、何か。十一月四日の大統領選で民主党候補になることが確定した四十六歳(当選すれば来年一月二十日の大統領就任時には四十七歳)のこの人物をめぐり、すべてのアメリ…
異端妄説 民主党よ、外交にも目を
内閣支持率を見る限り、福田康夫内閣は失速寸前である。世論調査の半数が支持率二〇%を割り込んでいる。いつ倒れてもおかしくないと政治評論家たちは口をそろえる。たしかに何一つ成し遂げた仕事はないし、懸案事…
異端妄説 「政権」任せるのはまだ無理
早い時期に一度民主党が政権の座に就くことが日本の政治を緊張させる、と考えてきたが、その考えは棄てることにした。日銀人事問題をめぐる民主党の対応を見て、こんな危ない政党にはまだまだ政権は任せられないと…
異端妄説 「日本売り」を招く世論調査政治
福田康夫内閣の支持率が三〇%台前半(朝日新聞三月四日付)に低迷している。自民党では従来、内閣支持率と政党支持率の合計が五〇%を割り込むと政権維持は困難といわれてきた。この調査では内閣支持率三二%、政…
























