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再生エネルギーと海水淡水化

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トピック作成者
zarugo13
2017年02月05日01時40分
原発に関する記事の中で、太陽光発電のコストが下がるという予想がありました。

私は原発が終わったとは思っていません。原発にもコストダウンの余地はいっぱいあるし、トリウム融塩炉の研究もすべきと思っています。また空母や潜水艦用の小規模な原発技術にも取り組むべきだと思っています。
太陽光や風力発電は発電量(電圧)が不安定なのが最大の弱点です。それゆえ私はあまり期待していないのですが、太陽光パネルの性能が上がって、発電コストが下がってくると色々よい事があります。

海水淡水化のコスト低減につながります。現在、海水淡水化のコストは水1トンあたり100~120円と言われています。主たるコストは電気代です。今世界一、コストが安いのはイベリア半島南部で1トン70円です。砂漠に太陽光パネルを並べ、その電気で海水を淡水化しています。土地代が安い。日照時間が長い。その場で使うので送電コストなし。理想的な太陽光発電です。こういう使い方ですと太陽光パネルの進歩が即コストダウンにつながります。
アメリカ西海岸は深刻な水不足で、20か所以上で海水淡水化プラントの建設が予定されています。太陽光パネルの進歩により、淡水化コストが下がれば水不足は解消されるはずです。