A
投稿者:
AKBN23
2012年06月11日13時25分
[全面・一部]撤退問題と事故調
事故調の報告には注目している。特に全面・一部撤退問題。
清水元社長は「全員」「全面」「撤退」の言葉は使わなかった
と言っているらしいが、
どういう言葉を使ったのかを事故調が追求した形跡がない。
評価の前に個々の事実をまず確定することが重要。
質問・回答の詳細を公表することから始める必要がある。
それがなければ、事故調そのものが信頼されない。
事故調・野村委員の
「東電が全面撤退を検討した形跡は見当たらない」は、
「東電が全面撤退を検討しなかった証拠はない」
と言ったら、国民の印象は変わる。物は言いようだ。
日本語の「撤退」は、それだけなら「全員」を意味する。
司令部が部隊に「退却しろ」と言ったら、「全員」だ。
一部か全部かは極めて重要なことで、
それをどう言ったかの記憶がないとすれば
元社長自身が区別して考えていなかったということ。
部下の言うことをオウム返しのように官邸側に伝えた可能性が強い。
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G
投稿者:
Gallego
2012年06月13日20時14分
国会事故調には、もう二歩も三歩も踏み込んで追及を期待したい。
昨年の3月15日に初めて掲載されてより、原発問題に関する塩谷氏の記事には唸らされっ放しだが、今回も然り。個人的には、国会事故調には
・この事故を防ぐ/被害予防の為に必要な手段は何だったのか
・その手段実行を妨げたのは誰/どの組織だったのか
という点も追及してほしい。
昨年の3月15日掲載の塩谷氏の記事にもコメントしたが、あの未曾有の状況で混乱したり怒った総理大臣であっても、神ならぬ人間の身だから致し方ない部分は多々あると思う。しかし、日本の総司令官である総理大臣をサポートすべき組織が揃いも揃ってこれ程役立たずなのは何か原因がある筈。
そこを突き詰めない限り、原発を稼働させる権利はわが国には無いと思う。
最後に今回も塩谷氏の記事をフリー公開したフォーサイト編集部に敬意を表します。
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k
投稿者:
kahara2012
2012年06月17日14時06分
「愚か」なのは誰なのか
原発事故が起きて間もない時期に、テレビ番組である学者が「放射能は風に乗って広がるので半径10キロというような同心円の避難区域には意味がない」と述べているのを見た記憶があります。それを聞いて愕然としてのですが、おそらく当初から多くの学者が共有していたと見られるこの「事実」は、なぜか長く隠蔽されていました。
政府や学者の「愚かさ」を云々することは確かに気分爽快ですが、国民が「真実」をどう受け止めるのか、情報を把握していた人々が疑念を持っていたことは事実です。
当時精神的に大きなショックを受けていた国民が、風にのって舞い散る放射能という事実を冷静に受け止めきれたでしょうか。マスコミも政府も過剰なまでにパニックを警戒し、いくつも嘘をついていたわけですが、それがどこまで「冷静な嘘」だったのかを検証することが必要だと考えます。
同時に、「愚かだったのは、自分も同じではなかったのか」という問いがない限り、自らが当事者になった日に、わたしたちはまた、同じ愚行を繰り返すような気がしてなりません。
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事故調の報告には注目している。特に全面・一部撤退問題。
清水元社長は「全員」「全面」「撤退」の言葉は使わなかった
と言っているらしいが、
どういう言葉を使ったのかを事故調が追求した形跡がない。
評価の前に個々の事実をまず確定することが重要。
質問・回答の詳細を公表することから始める必要がある。
それがなければ、事故調そのものが信頼されない。
事故調・野村委員の
「東電が全面撤退を検討した形跡は見当たらない」は、
「東電が全面撤退を検討しなかった証拠はない」
と言ったら、国民の印象は変わる。物は言いようだ。
日本語の「撤退」は、それだけなら「全員」を意味する。
司令部が部隊に「退却しろ」と言ったら、「全員」だ。
一部か全部かは極めて重要なことで、
それをどう言ったかの記憶がないとすれば
元社長自身が区別して考えていなかったということ。
部下の言うことをオウム返しのように官邸側に伝えた可能性が強い。