
ガダルカナル島の海岸と沈没貨物船 (JICA提供)
昨年11月、南太平洋の3つの島嶼国を訪問した。最初に行ったのはパプア・ニューギニア(ニューギニア島と第2の島であるニューブリテン島)、それからソロモン諸島(ガダルカナル島)、最後にヴァヌアツに行った。このうち、パプア・ニューギニアとソロモン諸島は太平洋戦争の激戦地として知られている。
南太平洋の激戦地
1941年12月、真珠湾で大きな戦果をあげた日本は、さらに42年1月、ニューブリテン島のラバウルを制圧し、ここに基地を作った。そしてその周辺を固めるため、3月、パプア・ニューギニアの東北部のサラモアとラエに上陸した。

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