日本人のフロンティア
日本人のフロンティア (3)

ミャンマーで考えたこと――日本の国際援助はどうあるべきか

執筆者:北岡伸一 2017年6月13日
エリア: アジア
今年2月、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問と会談した筆者(JICA提供)

 

 今年の3月初めにミャンマーを訪問した。ミャンマーはJICA(国際協力機構)の活動がもっとも活発な国の1つである。インド、インドネシア、フィリピン、ベトナム、そしてミャンマーがたぶんベスト5だろう。

 ある人にそう答えたら、「なかなか戦略的だね」と言われた。たしかに、南シナ海からインド洋に抜ける航海の自由は、日本の生命線である。安倍晋三首相も、昨年ケニアで開かれたTICAD Ⅳ(アフリカ開発会議)で、開かれたインド洋・太平洋の重要性を強調している。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
北岡伸一 東京大学名誉教授。1948年、奈良県生まれ。東京大学法学部、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学教授、東京大学教授、国連代表部次席代表、国際大学学長等を経て、2015年より国際協力機構(JICA)理事長。著書に『清沢洌―日米関係への洞察』(サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞受賞)、『自民党―政権党の38年』(吉野作造賞受賞)、『独立自尊―福沢諭吉の挑戦』、『国連の政治力学―日本はどこにいるのか』、『外交的思考』、『世界地図を読み直す】など。
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top