日本人のフロンティア
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米作支援で難民の自立を――ウガンダ

稲作研修のデモファームにて種まきを実施。左から3番目が筆者(JICA提供、以下同)
8月、ウガンダ共和国を訪問した。ウガンダ北部には、南スーダン共和国の紛争を逃れた難民が大量に流入している。その数は100万人を超えていて、世界の難民問題の中で、もっとも深刻なものの1つとなっている。6月には首都カンパラで、アントニオ・グテレス国連事務総長が出席して、ウガンダ難民連帯サミットが開かれた。JICA(国際協力機構)も難民支援の一翼を担っており、その現状を視察することが主な目的だった。

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