日本人のフロンティア
日本人のフロンティア (16)

南太平洋と海洋国家日本――フィジーとサモアを訪ねて

サモアに今も残る、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの旧宅(JICA提供、以下同)

 

 4月にフィジーとサモアを訪問した。5月18—19日に福島県いわき市で「第8回太平洋・島サミット」が開かれたのだが、その準備のために行ったものである。私にとって太平洋島嶼国の視察は、一昨年のパプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ訪問に続くものだった。

 

 

 太平洋島嶼国では、パプアニューギニアが人口約800万で最大、フィジーが2番目で、人口約90万である。以下、ソロモン諸島が約60万、バヌアツが約27万、サモアは約20万で、第5位である。なお、人口の少ない方で言うと、1974年に独立したニウエという国が約1500人、さすがに国連に加盟はしていないし、承認している国は少ないが、日本は2015年に承認している。それからナウルとツバルがそれぞれ約1万人で、日本の平均的な町くらいだろうか。

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執筆者プロフィール
北岡伸一 東京大学名誉教授。1948年、奈良県生まれ。東京大学法学部、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学教授、東京大学教授、国連代表部次席代表、国際大学学長等を経て、2015年より国際協力機構(JICA)理事長。著書に『清沢洌―日米関係への洞察』(サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞受賞)、『自民党―政権党の38年』(吉野作造賞受賞)、『独立自尊―福沢諭吉の挑戦』、『国連の政治力学―日本はどこにいるのか』、『外交的思考』、『世界地図を読み直す】など。
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