日本人のフロンティア
日本人のフロンティア(18)

中国の影響下でどう向き合うか――ザンビアとマラウイ

執筆者:北岡伸一 2018年10月9日
エリア: アフリカ 日本
マラウイのカムズ国際空港(JICA提供、以下同)

 

 8月下旬にアフリカ南部のザンビアとマラウイを訪問した。いずれもかつては英領だったところである。

 しかし、その歴史を辿ってみると、イギリスの支配もそれほど古いことではない。南アフリカにヨーロッパ人が移住を始めたのは、まずオランダ人で、17世紀半ばのことだった。ヨーロッパに風土、気候も似ていたので、馴染みやすかった。彼らはアフリカーナと呼ばれるようになるが、そのあと、18世紀末にイギリス人がケープタウンにやって来た。ナポレオン戦争のころである。その後、イギリスは勢力を拡大し、第2次ボーア戦争(1899~1902)によって南アフリカを支配下に収め、1910年に南アフリカ連邦を成立させた。

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執筆者プロフィール
北岡伸一 東京大学名誉教授。1948年、奈良県生まれ。東京大学法学部、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学教授、東京大学教授、国連代表部次席代表、国際大学学長等を経て、2015年より国際協力機構(JICA)理事長。著書に『清沢洌―日米関係への洞察』(サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞受賞)、『自民党―政権党の38年』(吉野作造賞受賞)、『独立自尊―福沢諭吉の挑戦』、『国連の政治力学―日本はどこにいるのか』、『外交的思考』など。
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