スタートアップ大国「イスラエル」で見て聞いて感じた「実情」(下)

親族が拘束された家族がパレスチナの解放を唱えて周囲にアピールしていた(筆者撮影、以下同)

 

【固陋と過去】(現在にも存在し大きく影響する)

訪問先

 この観点に関わる今回の訪問先は、主に次のような所であった。

■エルサレム旧市街(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の3大宗教の聖地、嘆きの壁、聖墳墓教会、岩のドーム=クッバ・アッサフラ=など)、ホロコースト・ミュージアム(ナチス・ドイツによるホロコースト=ユダヤ人大虐殺=の犠牲者追悼のためのイスラエル国立記念博物館=ヤド・ヴァシェム=)

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執筆者プロフィール
鈴木崇弘(すずきたかひろ) 城西国際大学大学院研究科特任教授、早稲田大学総合研究機構総合政策科学研究所招聘研究員。専門は公共政策や社会システム。東京大学法学部卒。イーストウエスト・センター奨 学生としてハワイ大学等に留学。設立に関わり東京財団・研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、設立に関わり自民党の政策研究機関「シンクタンク2005・日本」 の理事・事務局長、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、厚生労働省総合政策参与、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)事務局長付(情報統括)、城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科教授・研究科長、沖縄科学技術大学院大学客員研究員などを経て現職。PHP総研客員研究員等も務める。主な著書は『日本に「民主主義」を起業する』(第一書林)『シチズン・リテラシー』(教育出版)等。
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