
1947年8月、ニュルンベルク医師裁判で絞首刑判決を受ける、親衛隊中将でヒトラー付き内科医だったカール・ブラント
夏休みが終わった。毎年、夏休みには私が理事長を務める「医療ガバナンス研究所」に大勢の若者がインターンにやってくる。その中には高校生もいる。多くは医学部志望である。
今年は3名の高校生がやってきた。いずれも神戸市の灘高校1年生だった。私は1987年に灘高を卒業しているから、35年後輩にあたる。生徒の母親が、私の友人と高校の同級生というご縁で紹介していただいた。予想通りだが、この3名も医学部への進学を希望していた。

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