「ボルトン後」さらに立場強化する「ポンペオ国務長官」の去就

忠実な「僕」ではあるが……(C)AFP=時事
 

【ワシントン発】 周知の通り、2018年4月に大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に就任したジョン・ボルトン氏は9月10日、ドナルド・トランプ大統領により同ポストを更迭された。ボルトン氏は2017年1月のトランプ政権発足以降、マイケル・フリン、H.R.マクマスター両氏に次いで3人目の大統領補佐官だったが、アフガニスタン駐留米軍の撤退問題、対イラン・北朝鮮政策などを巡りトランプ大統領らと対立した結果、在任1年5カ月でホワイトハウスを去ることとなった。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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