「サンダース旋風」は再び起こるか

執筆者:足立正彦 2020年1月31日
カテゴリ: 政治
エリア: 北米
ワンクリックで献金できるサンダース候補のHP
 

【ワシントン発】 2月3日にはアイオワ州党員集会が予定されており、民主党大統領候補指名獲得争いがいよいよ本格化することになる。

 最近明らかになった各種最新世論調査結果や政治資金調達で好調さを見せつけているのが、今回2度目のホワイトハウス挑戦となるバーニー・サンダース上院議員(無所属、バーモント州選出)である。

政治資金調達額トップで支持率も上昇

 民主党のアイオワ州党員集会ではサンダース氏の他、ジョー・バイデン前副大統領、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、最年少38歳のインディアナ州サウスベンドのピート・ブディジェッジ前市長の4候補が接戦を演じており、混戦となる可能性が指摘されている。

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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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