風の向こう側 (66)

ホワイトハウスの「練習グリーン」物語

執筆者:舩越園子 2020年3月12日
エリア: アジア 北米
歴代大統領はゴルフも外交の場として活用してきた(昨年5月の来日時、トランプ大統領の要望で青木功プロも一緒にラウンド。大統領のツイッターより)(C)時事
 

 米大統領選の民主党候補者選びが白熱している今だからこそ、妙に気になるのは、果たして彼らはゴルフ好きなのかどうか、ということである。

 米国チームと世界選抜チームの対抗戦「プレジデンツカップ」が創設されたのは、米国の「プレジデンツ」たちがゴルフ好きという背景があればこそだった。米国の歴代大統領がどうしてだか大のゴルフ好きばかりであることは、もはや周知の事実である。

カテゴリ: スポーツ
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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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