【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート (11)

「サンダース敗退」で支持者はどうするか「フロリダ」の声

執筆者:横田増生 2020年5月10日
エリア: 北米
6つの選挙区の投票所が設けられていた「消防士メモリアルビル」(筆者撮影、以下同)
 

 民主党の大統領候補だったバーニー・サンダース(78)が選挙戦から撤退し、11月本選挙では、前副大統領のジョー・バイデン(77)と現職大統領のドナルド・トランプ(73)の一騎打ちになることが事実上決まっている。

 サンダースが撤退を決める要素となったのは、3月の「スーパーチューズデー」からの3週連続の敗北があった。

 目下、「新型コロナウイルス」の猛威が世界を襲っている。とりわけアメリカは感染者、死者とも世界で最も多くなった。

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執筆者プロフィール
横田増生(よこたますお) ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て米アイオワ大学ジャーナリズムスクールで修士号を取得。1993年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務め、1999年よりフリーランスに。2017年、『週刊文春』に連載された「ユニクロ潜入一年」で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(後に単行本化)。著書に『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局)、『ユニクロ帝国の光と影』(文藝春秋)、『仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(小学館)、『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋)、『潜入ルポ amazon帝国』(小学館)、『「トランプ信者」潜入一年』(小学館)など多数。
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