やっぱり残るは食欲
やっぱり残るは食欲 (36)

母サラダ

執筆者:阿川佐和子 2020年11月3日
カテゴリ: カルチャー
エリア: アジア
「このサラダ、どうやって作ったの?」(写真はイメージです)

 

(8月27日発売の新潮社『波』9月号より転載しています)

 このところ、ロメインレタスというものにハマっている。葉先が赤茶色をしたサニーレタスでもなくチリチリしたエンダイブでもなく、いわずもがな普通のレタスでもサラダ菜でもない。やや細長く明るい緑色をしており、ドレッシングで和えてもへたらず、しっかりと歯ごたえあるレタスだ。こころなしか苦味があり、そこも気に入っているところの一つである。しいて言えば、エンダイブの味に近いかもしれない。

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執筆者プロフィール
阿川佐和子 1953年東京生まれ。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(集英社、檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。他に『うからはらから』(新潮社)、『正義のセ』(KADOKAWA)、『聞く力』(文藝春秋)など。
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