やっぱり残るは食欲
やっぱり残るは食欲 (48)

チーちゃんの贈り物

執筆者:阿川佐和子 2021年10月3日
カテゴリ: 社会
エリア: アジア
毎年、手作りの塩ウニを送ってくれるチーちゃんとの出会いは……(写真はイメージです/©flyingv3/Shutterstock)

 山口県角島(つのしま)のチーちゃんから今年も塩ウニの瓶詰めが三本届いた。イカ入りとサザエ入りとプレーンの三本。チーちゃん自身が作ったものらしい。塩漬けとはいえ塩の加減が絶妙で、生の風味とかたちが残っているし、イカもサザエもぷーりぷりん。「イカ入りとサザエ入りはなるべく早めに賞味してくださいね」というコメントつきだ。まるで郷里のお母さんから好物の手料理を送ってもらったような気分である。

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執筆者プロフィール
阿川佐和子 1953年東京生まれ。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(集英社、檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。他に『うからはらから』(新潮社)、『正義のセ』(KADOKAWA)、『聞く力』(文藝春秋)など。
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