やっぱり残るは食欲
やっぱり残るは食欲 (51)

柿買えば

執筆者:阿川佐和子 2022年1月9日
カテゴリ:
食後のデザートとしてはもちろん、ひと手間かければおしゃれな料理の一品にも(写真はイメージです)

 果物の季節である。

 山形の知人から洋梨が、大分の友人から大きな和梨が届いた。それより少し前にはブドウのいただきものをし、夏には岡山と岐阜の知り合いから桃が届いて、その前に高知の小夏と山形のサクランボ、さらに遡ると春には九州天草出身の古い友達が文旦? あれはポンカンか? いや、晩柑だ! そうそう、「アガワさんに晩婚、じゃなくて晩柑を届けますね」とメールをもらってようやく名前を覚えたのであった。

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執筆者プロフィール
阿川佐和子 1953年東京生まれ。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(集英社、檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。他に『うからはらから』(新潮社)、『正義のセ』(KADOKAWA)、『聞く力』(文藝春秋)など。
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