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投稿者:haines2010年09月15日16時46分
台湾の活動家達は堂々と中国漁船の船長解放を主張していましたね。
領有を主張する台湾が、同じく領有を主張する国(中国)の民間人の解放を訴えるというのは、単に「敵の敵は味方」というだけでなく、この騒ぎを利用しての、より接近、融和の画策の気配を感じます。

ECFA等、経済的な中台の接近を警戒する台湾人もいると聞きますが、尖閣問題そのものと3国のこの連携をどう思って見ているか、気になります。
投稿者:ウイスキーボンボン2010年09月15日17時32分
状況の変化に目をそらさないように
情勢は常に変化する。変化は必然であり当然のことである。新たな情勢にも適切に対応できるためには、考えられるすべてを、恣意的な選択を排して、対応に考慮をを巡らせて置かねばならない。それが国際政治の世界と言うものである。当然、目の前の現象に惑わされることなく、常にもう一段高い次元からの考察と熟慮が望まれる。世界に優秀なわが国外務官僚の力量に期待しよう。そして、その優れた意見を冷静に斟酌できる政治家に期待しよう。
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投稿者:skazuo2010年09月16日01時15分
領土問題は国際裁判でと主張し続けるべき
互いに譲れない争い事は裁判で白黒つけてもらうのが平和的解決法。
それは国家間の争い事でも同様、そのために国際司法裁判所が存在する。
ただ国際裁判は一方が訴えても無効で、両国が土俵に上がらなければ始まらない。中国も韓国も裁判では負ける可能性が高いと分かっているため、なんやかやと難癖をつけて乗ってこない。
日本はその点を国際社会に一貫してかつ継続的にアピールし続けるべきと考える。日本は紳士的に国際司法裁判所で決着を付けようとしているのに、中国、韓国は独善的かつ一方的に日本の領土を不法占拠しているのだと。
外務官僚のことは外務官僚に聞け、元外務官僚である佐藤優の「国家の罠」や「反省」(鈴木宗男との共著)を読めば今の外務官僚にどれほど期待できるのかよくわかる。またマスコミや大衆の見解というものが如何に官僚に誘導されたものであるかということも。
投稿者:つるりん2010年09月16日03時17分
トランプゲーム
 日本の政治が混乱し、日本民主党政権のガバナンスが弱くなると、中国や韓国、ロシア、北朝鮮、そして台湾までが、日本の弱みに付け込んできます。
 塩野七生氏が著書の中で、マキャベリの箴言を引用して「君主は恐れられてもよいが、侮られてはいけない」という趣旨のことを書いていますが、まさに、日本が今、内政上の困難とリーダーシップ欠如故に、近隣諸国に侮られていることを、感じます。
 尖閣諸島の領有権を巡って、大陸(中国)の保釣連合と台湾関係者がどこまで組織的につるんでいるのか、あるいはつるんでいないのかはわかりませんが、日本が弱くなっていることで、「結果として」、本来であれば相対立して協同するはずのない、中国と台湾の反日勢力が、勢いづいて同じ方向に向かって日本たたきに走っている可能性はあると思います。
 欧米の箴言で、「ポーカーでかつ唯一の方法は、プレーヤーの中で一番間抜けで弱い奴を見つけることだ。もし、それが見つけられなければ、要するにそれはあなたが一番間抜けで弱いだということだ」というのがあります。
 日本は今、一番「間抜けで弱く」なっているからこそ、中国プラス台湾にたたかれるているのではないでしょうか。
 日本に今必要なのは、毅然とした態度と、それのみならず、経験と熟慮に基づいた、慎重で冷静な政治の英知だと覆います。
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投稿者:y-ito2010年09月16日17時50分
むしろ対中逆包囲網をーー
尖閣列島問題に限らず、あらゆる中国関連の問題で日本外交にとって極めて大事なのは、中国、香港、台湾、そして、在外華人(オーバーシーズ・チャイニーズ)が連携して日本包囲網を構成することを、日本して何としても回避・阻止していかなくてはならないということである。政治的自由、民主主義のルール、知的財産権などの原則論で、日本は、台湾、香港、在外華人と巧みに連携を取り、中国逆包囲網をかけるぐらいの「賢くタフな外交」を展開する必要を痛感する。岡田外相は民主党幹事長に転進するようなので、次期外相には誰がなるかまだわからないが、中国に対してもっと戦略的に立ち回れる外相が登板してほしいと願うばかりである。果たしてそんな人材が民主党政権にいるのかどうか。