事後対策から復興へ

執筆者:フォーサイト編集部2011年4月15日

 本日の更新記事は、名越健郎さんの「復興へと舵を切る宮城県」。フォーサイトのベテラン筆者である名越さんからの、仙台定点観測第2弾です。原発事故を別にすると、東日本大震災での被害の大きさは、宮城県が2兆2457億円で、5553億円の福島、3763億円の岩手と比べても突出した大きさでした。これまで宮城は元陸上自衛官の村井嘉浩知事のリーダーシップで事後対策を乗り切ってきましたが、今は本格復興へと舵を切るタイミングを計っています。  「専門家の部屋」では、「安全保障」に「震災で問われる『サイバー空間の安定的利用』の本気度」です。今回の震災でも、インターネット、携帯メール、ツイッターなどの「サイバー・ツール」は、様々な場面で利用されました。これらのツールが第4のライフラインとなった今、サイバー空間を安定的に利用できる環境を保全することは喫緊の課題となります。情報セキュリティ大学大学院・湯淺墾道教授の提言です。  

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。