「東夷の遠酋」藤原清衡

　本日の更新記事は、関裕二さんの「国際人のための日本古代史（18）中尊寺金色堂を建立した『東夷の遠酋』藤原清衡の夢」です。天然の要害であった平泉を、城塞ではなく聖地にしてしまった藤原清衡。清衡は朝廷に恭順した蝦夷の血を引きます。その発想の根底には、「夷をもって夷を制する」という手口を使ってきた朝廷に対する反発と、朝廷に蔑にされてきた古代からの記憶があったのではないでしょうか。

 「専門家の部屋」では、「安全保障」に「初めての『米中アジア・太平洋協議』」の新エントリ。南シナ海での領有権紛争をめぐり、中国は米国の介入を排除すべく巧みな交渉を続けています。

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