高級クラブに打撃か?

執筆者:フォーサイト編集部2011年9月6日

 本日の更新記事は、磯山友幸さんの「製薬業界は『過剰接待』という日本的慣行から抜け出せるか」です。製薬会社は医師に薬品を買ってもらうのが仕事。そのためにこれまでは高級クラブ、ゴルフなどの接待をするのがこの業界の常だったのですが、その慣行が崩れるかもしれません。背景には海外での規制強化、厚生労働省の方針などがあります。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「パイプライン計画承認が招く環境派の『オバマ離れ』」(アメリカ):オバマの敵は茶会党だけではありません。カナダからのパイプライン計画を承認する見込みのオバマ政権から、元々オバマを支持してきた環境保護派の離反が始まるかもしれません。

 「野田総理のおひざ元で施行された『1000円カット規制条例』」(行政ウォッチング):総理就任後、1000円カット店での散髪が話題になった野田総理ですが、お膝元の千葉県では1000円カット店への風当たりが強まっているのだそうです。要は、既存の理容店が圧力をかけて、1000円カットを店なくしてしまおうとしているという構図。その理由が「不衛生」というのですから、喜劇です。野田総理は知っているのでしょうか。

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