日本へのネガティブな感情

執筆者:フォーサイト編集部2011年9月21日

 本日の更新記事は、大野ゆり子さんの「Nippon再生のためのサプリメント(4)海外在住日本人にできること」です。サッカー・ベルギーリーグで川島選手に飛んだ野次、「日本から来た食品は食べない」という友人、日本人であるというだけの理由で入国審査が滞る東欧の国――。ヨーロッパでは福島第一原発事故により、日本へのネガティブな感情が生まれています。日本の実態を伝えるためにできることは何なのでしょうか。

 「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。

 「国民を守る視点を欠いた民主党の原発事故対応」(安全保障、柳澤協二):東京電力が衆議院に提出した墨塗りだらけの資料は、政界、マスコミから強い批判を浴びました。しかし、安全保障上、秘匿しなければならない情報があることも事実です。

 「20年で大きく変化した『世界華商大会』」(東南アジア、樋泉克夫):1991年からリー・クワンユーの呼びかけで始まった世界華商大会は、今年11回目を迎えます。当初は北京との関係が微妙でしたが、今では北京が全面的に関与。華人ビジネスはさらに広がる気配です。

 「支持率アップを年末までに オバマが再選に向け攻勢」(アメリカ、足立正彦):来年秋の大統領選を考えると、オバマ大統領の現在の支持率は再選には黄信号。失地を回復し再選を実現するために、これから3カ月がオバマ氏にとっての正念場となります。
 

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