≪編集部より≫先日、「行政ウォッチングの部屋」への質問を募集しましたところ、会員の皆様からいくつかのご質問をいただきました。本日はその中からK.S.さんからいただいたご質問に、運営者の原英史さんがお答えいたします。質問は常時受け付けておりますので、是非ご参加ください。 【問い】いつも良質な記事をありがとうございます。行政ウォッチングの部屋に質問です。  中央官庁の1つに内閣府があります。原子力委員会をはじめ重要な委員会が設置され、首相のリーダーシップを支える役割を担うとされていますが、実際は各官庁の出向者が多く、全体としての統率がとれていないという話を聞いたことがあります。  そこで、他の官庁は内閣府をどう捉えているのか、そして内閣府は実際にちゃんと機能しているのかの2点を御伺いしたく存じます。よろしくお願いいたします。 【答】内閣府は、橋本龍太郎元総理のリーダーシップでなされた中央省庁再編の際、内閣機能の強化という観点で、新たに設置された役所です。  経済政策など重要政策の総合調整などを担うほか、原子力委員会、原子力安全委員会、食品安全委員会、行政刷新会議などの重要会議をかかえています。

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