オリンパス上場維持でいいの?

執筆者:フォーサイト編集部2012年2月7日

 本日の更新記事は、磯山友幸さんの「オリンパス上場維持が問う『市場は誰のものか』」です。上場廃止基準に明らかに抵触するのに、オリンパスの上場を維持した東京証券取引所。おそらくは、彼ら東証幹部に届いたのは、利害関係者の声のみ。これでは市場の信用は失われ、個人投資家はますます減ることになるでしょう。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「息子を持つ母親を振り込め詐欺防犯対策のターゲットに―犯罪インテリジェンス分析」(インテリジェンス、春名幹男さん):なかなか減らない振り込め詐欺被害。過去の傾向を踏まえて犯罪インテリジェンス分析を行ない、防犯の広報を徹底することが必要です。

 「ヒスパニック票を巡るオバマとロムニーの対応」(アメリカ、足立正彦さん):ギングリッチには水を空けつつありますが、ロムニーはヒスパニック票をめぐり難しい対応を迫られています。

 

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