高橋洋一ウイルス、中国スパイ騒ぎの行方

執筆者:フォーサイト編集部2012年5月31日

 本日の更新記事は、磯山友幸さんの「急速に盛り上がる『日銀法改正』の舞台裏」です。日本経済がデフレから脱却できないのは、日銀による金融緩和が不十分なためだとして、日銀法改正の動きが強まっています。これに対して財務省幹部は「高橋洋一ウイルスがどんどん広がっている」と苛立ちを隠さず。日銀法改正の動きの舞台裏を追います。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「インテリジェンス音痴を露呈した中国スパイ騒ぎ」(インテリジェンス、春名幹男さん):中国の一等書記官を安易に副大臣室に招き入れていた筒井氏はもちろんインテリジェンス音痴。しかし、レベルの高いスパイは、そもそも外交官には化けません。この騒ぎ、「大山鳴動して……」ということかもしれません。

 「モロッコ・カサブランカで数万人規模の反政府デモ」(中東、畑中美樹さん):「アラブの春」の影響で憲法を改正し、昨年11月に総選挙を行なったモロッコで数万人規模のデモが。深刻な失業問題が背景にありますが、司法改革など、まだまだ多くの社会問題が山積しています。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。