アメリカ版鳩山由紀夫、「専門家の部屋」4本

執筆者:フォーサイト編集部2012年6月18日

 本日の更新記事は、足立正彦さんの「オバマ援軍『ビル・クリントン』の痛し痒し」です。民主党のクリントン元大統領はもちろんオバマ再選を支持しています。その活動は実際に役に立ってもいるのですが、オバマ氏の足を引っ張る言動も一度ならず。何やら「アメリカ版鳩山由紀夫」のような雰囲気です。

 「専門家の部屋」では、4本の新エントリ。

 「刑事・司法でオウムの全容解明が期待できないのはなぜか」(インテリジェンス、春名幹男さん):サリン製造のノウハウ、オウムと北朝鮮の関係について、全容解明する政府機関を持たない日本政府。なりすまし、ID盗難への対処方法も大きな課題です。

 「専門家大臣の功罪」(安全保障、柳澤協二さん):素人に代わって就任した「専門家大臣」の功罪について考えます。

 「逆風の中、再び動き出すインドの原発建設計画」(インド、山田剛さん):福島第一原発事故に伴う反対運動などでほぼ停滞していたインドの原子力発電所建設計画が、ようやく再び動き出す気配を見せています。

 「ムスリム同胞団が勝利宣言──エジプト大統領選挙速報」(中東、池内恵さん):18日の午前3時50分ごろから、ムスリム同胞団の推薦候補ムハンマド・ムルスィー候補陣営が記者会見を始め、それによると、97.6%の開票段階で、ムルスィー候補が52.5%の得票率で当選確実とのことです。

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