北朝鮮の「70年代キャンペーン」、「専門家の部屋」3本

執筆者:フォーサイト編集部2012年10月15日

 本日の更新記事は、平井久志さんの「『経済改革』を前に身震いする金正恩後継体制(下)『70年代キャンペーン』の意味」です。北朝鮮で着々と進む「経済改革」準備。「改革」が社会的な混乱を引き起こす可能性もあるだけに、一方で社会統制を強めることを宣言しています。

 「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。

 「米大統領選『人工妊娠中絶』をめぐる攻防」(アメリカ、足立正彦さん):第1回討論会で圧勝し、「ジェンダーギャップ」も克服したロムニー候補。次の争点は人工妊娠中絶です。

 「莫言のノーベル文学賞に対する中国の複雑な心境」(中国、野嶋剛さん):莫言氏のノーベル賞受賞。中国側の反応をざっと見回してみると、「手放しで狂喜」というものではなく、微妙な感じです。

 「印中武力衝突50周年に思うこと」(インド、山田剛さん):大規模軍事衝突から10月20日で50年。印中両国には今でも領土問題は存在しますが、「国境問題にはゆっくりと取り組んで、その間に実利外交を推進しましょう」という大人の関係です。

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