参院選に勝つために起こる「恐ろしいこと」

執筆者:フォーサイト編集部2012年12月28日

フォーサイトがウェブ版に変わってから、3回目の年越しの時期を迎えました。本年も大変お世話になりました。来年もこれまで以上に深い情報をわかりやすくお伝えするとともに、ウェブの双方向性をさらに生かした会員参加型のサイト作りを目指します。何卒よろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えくださいませ。

「専門家の部屋」のエントリを除き、本年の記事の定期更新は本日が最後です。来週の記事更新は年末年始のため不定期になりますが、年明けに宇野重規さんと渡辺靖さんの対談「2013年の民主主義」、野嶋剛さんの「中国人の強国意識をえぐる問題作『しあわせ中国』」などを予定しています。

本日の更新記事は、青柳尚志さん「堕ちゆく世界の迷走(28)『参院選勝利』のために安倍自民が残す大きなツケ」。政権を奪還した安倍自民党が次に目指すのは7月の参院選。これに勝たなければ衆参ねじれ状態は変わらず、政権運営は安定しません。そして、参院選に勝つためにポイントになるのは、実は全国に31ある1人区。いずれも地方です。これらの選挙区で勝つための政策とは一体何なのでしょうか。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

中国で『網絡反腐』への押さえ込みが始まった」(中国、野嶋剛さん):「網絡反腐」とは、最近高まりを見せている、ネットを通じた反腐敗運動のこと。ところが、当局はこの動きに危険を感じたようで、さっそく規制に乗り出しました。

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