人民武力部長、突然の更迭

執筆者:フォーサイト編集部2013年5月17日

本日の更新記事は、平井久志さんの「『北朝鮮との対話』は進むか(下)人民武力部長を8カ月で更迭」です。人民武力部長は国防相に相当する軍の中枢ポスト。その部長がこのように短期間に交代を繰り返すことは、金正恩政権の軍部の状況が極めて不安定であることを示しています。

「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

台湾vs.フィリピン:外交制裁の手段となる出稼ぎ労働者」(中国、野嶋剛さん):フィリピン沿岸警備隊の銃撃で台湾漁民が死亡。台湾はフィリピン人労働者への新規ビザ発給凍結という制裁手段を打ち出しました。

存廃の岐路に立った開城工業団地」(朝鮮半島、平井久志さん):北朝鮮にとって年間1億ドルの外貨稼ぎの場でもある開城工業団地。このまま閉鎖するのか否か、北は悩んでいるのでしょう。

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